通過儀礼の恋愛!衝撃的結末の映画『イニシエーション・ラブ』
昔、原作である小説を読んで非常に衝撃を受けた。結末は覚えていなかったが面白かった印象は記憶に残っており、先日観てみたので簡単レビューを書くよ!
観た映画
公開: 2015年5月23日
監督: 堤幸彦
脚本: 井上テテ
原作: 乾くるみ「イニシエーション・ラブ」(2004年)
簡単レビュー
原作は2004年に発売された、乾くるみの小説「イニシエーション・ラブ」。
乾くるみさんを画像検索すると、芸人のサンドウィッチマンの富澤たけしに似ている髭モジャのおじさんだった。笑
20世紀少年など、個人的には好きな作品が多く馴染み深い監督だ。
昔、小説で読んだ。
2004年発売の小説だから、恐らく高校〜大学生時代に読んだのではなかろうか。
夜、寝る前に読み始めて、面白くて一気に読んでしまった記憶がある。
気づいたら朝だった。笑
最後、衝撃的すぎてテンションが上がって叫んだことは覚えている。笑
が、今は結末を覚えていないのもあって、映画を観てみることにした。
時代は80年代後半で、静岡県が舞台だ。
ストーリーは、カセットテープのA面、B面のように2面で流れる。
タイトルのイニシエーションとは、通過儀礼という意味で、イニシエーション・ラブとは通過儀礼の恋愛ということだ。
イニシエーション【initiation】
特定の集団に成員として加入する際に行われる儀礼。それによって社会的・宗教的地位の変更が達成されるが、しばしば肉体的・精神的試練を伴い、その内容は外部に漏らしてはならないとされることが多い。若者組のような年齢集団への加入や成人式もその一例。加入儀礼。参入儀礼。 → 通過儀礼
イケていない主人公の男(たっくん)が人数合わせの合コンに誘われ、運命の人⁉︎のまゆ(前田敦子)と出会う。
たっくんはデブでモテなくて、モテキの主人公みたいな感じだ!笑
まゆに好かれようと、まゆの助言もあり自分を変えようと努力する。
ファッションを変え、髪型も変え、車も買い、ダイエットにも励み、イケメンになって行き、付き合うことになる。
痩せてイケメンになったたっくんは松田翔太が演じている。笑
イケメンすぎるだろwとツッコミを入れた。
たっくんは、転勤で東京で働くことになるが、週末には車でまゆのいる静岡に戻る、順調な生活を送っていたが・・・。
最後の5分、衝撃が走る!
ネタバレしないように、上記表現に留め、あらすじもここまでにする。笑
が、本で読んでいた時より感動は少ないw
伏線が引かれており、後半の途中で結末を思い出してしまった。笑
また、映像ということもあるだろう。
自分が学生時代から成長したこともあるのだろう。
こんなヤツいっぱいいるよな〜と。笑
エンディングで、こんなところにも伏線が!と振り返られるのは面白かった!
やはり、映画より小説の方がおすすめだ!!
が、気軽にストーリーを知りたい方は映画版でも良いと思う。
なんにせよ、ストーリーは恋愛小説かと思いきや、すごい結末で面白い!
よろしければぜひ♪