おごってでもご飯を食べたい女なんかいないっ!!(はあちゅう本を読んで)
今更だが、プロブロガーで作家のはあちゅうが書いた、
「かわいくおごられて気持ちよくおごる方法」を読んだ。
幻冬舎でのWEB連載の書籍化とのことで、
ひとつひとつの項目が短く簡潔にまとめられていて、スラスラ読めた!
はあちゅうに関して、特別な関心はない。
が、芸能人というわけでも無く、偉い先生でもなく
同年代だし、WEBを中心に幅広く活躍しているし、
ある意味勝手にだが親近感はある(失礼か)笑
同世代で活躍しているわけで、経験豊富なわけで、
恋愛経験も豊富!?なわけで、スラスラ読みながらも、
デートへの心構えやスタンスについて、
今一度見つめ直すことができる本だ。
当然女性であるから、女性目線での考え方が多いが、
交遊関係が広いのだろう、しっかり男性目線も兼ね備えている。
アラサーはもちろん、新社会人にもおすすめだっ!!
概ね、どの項目も「うんうんっ」と納得できる内容だ。
むしろ、言葉にしづらいことや自分の中で整理できていないことなど、
上手に言葉で置き換えられていた。
もちろん、異論もあるがそれも良い。
ただ、あまり新鮮味というか、衝撃は感じられなかった。
まあ、恋愛やデートというテーマだと、
誰しも経験していたり、友人と議論したり、
メディアの影響もあるからだろう。
恋愛に関することだし、それも当然だ。
唯一、自分にとって「目から鱗だな」と感じたコトバを紹介したい。
後半の項目に「おごり、おごられ論争への最終回答」というのがある。
この項目の最後。
そんなわけで私は、「おごってでもご飯を食べたい」と思ってくれてる男の人の「おごるよ」が好きなのです。どっちが稼いでるかとか、男女平等がとか、そういうカテゴリの話じゃないんだよ!《*169》
《*169》「自分がおごってでもご飯を食べたい人としかご飯を食べに行ったらダメ。時間の無駄」って、偉い人が言っていました。
《*169》とは、著者による副音声とのことで、本文内に散りばめられており、これも楽しい。
私はどちらかというと、この最後の副音声に衝撃をうけた。
残念なことにはあちゅうの言葉ではないのだが。。。
《*169》「自分がおごってでもご飯を食べたい人としかご飯を食べに行ったらダメ。時間の無駄」って、偉い人が言っていました。
自分のような、しがないサラリーマンにとっては、
おごる=見返りを求めてしまう。そんな自分がいる。
安月給のサラリーマンが、格好つけて全おごりするわけですよ。
致し方ないじゃ有りませんか。
でもこれを読んで気づかされた。
・まだまだ時間の大切さに気づいていないんだな、自分はと。
・というか、時間があるんだな、自分は(もっとやることやれよ、自分!)と。
・切羽詰まって、ストイックに生きていないんだな、と。
・ノウノウと生きているんだな、オレは、と。
・目先の快楽(現実からの逃避)に走ってしまうんだな、と。
・どーても良い女におごって、その日のミッションが達成されようがされまいが、
自己嫌悪に陥るんだな、と。
自分がおごってでもご飯を食べたい人?
《*169》の副音声に従うと、そんな奴、ほとんど居なくなる。
おごってでも食べたい奴なんか、まわりにいない!と、
一種恐怖のようなものを感じた。
むしろ、その相手は女性ではないのかもしれない。
オレがおごってでもご飯を食べたい人って誰だい?
・芸能人?モデル?
・親友?
・彼女?
・自分に刺激や新たな発見を与えてくれるヒト?
・偉いヒト?
・自分に新しい価値をみいだしてくれるヒト?
・家族?
少なくとも「おごってでも食べたい」というデート相手はほとんどない。
時間の無駄だ。
金の無駄だ。
世の男性、気づくのだ。
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今週のお題「私がブログを書く理由」