【戯言】ドラマ『女くどき飯』の飯が本当に美味そうだし、セリフが印象的で割と面白い!!
1月末にテレビ欄で『女くどき飯』というタイトルを見つけ、
バラエティー番組か何かかと思って見始めた。
実際にはバラエティーではなくドラマだったわけだが、印象的なセリフが多く、
自分にはタメになる部分も多かったので、このドラマについて書いてみたい。
『女くどき飯』とは、
「アラサーちゃん 無修正」に続き、峰なゆかの話題作がドラマ化!
主人公はアラサーのフリーライター。
連載記事のために毎話様々な男性とご飯デートを重ね、
実在するお店での食事を通して、
理想の男性を追い求める姿を描くグルメコメディ!!
とのこと。
うん、なんだか納得である。笑
●あらすじ
神林恵(貫地谷しほり)の職業はフリーライター。彼氏いない歴五年で、三十歳の誕生日を控え、そろそろ結婚に焦りを感じ始めている。
恵はある日、懇意にしている編集者・伏見裕子(安藤玉恵)から、ウェブサイト内での連載を持ちかけられる。それは、応募者の独身男性が提案する店で、「食事をしながら口説かれよう!」という新企画だ。ギャラの大半を外食(しかもひとり飯)につぎ込み、飲食店に関する膨大な知識量を持つ恵は、「タダで美味い飯が食える!」と、これを快諾。こうして、「『女くどき飯』~私をゴハンに連れてって~」という見出しの下、相手男性の募集が始まる。
初回のお店は、極上ワインとドライエイジングビーフのグリルが楽しめる銀座の高級レストラン。現れたのは、大手広告代理店勤務のデキる営業マン・藤崎修司(福士誠治)だった。
女くどき飯の店は全て実在し、めっちゃ美味そう!!
- 第一話 銀座「LOVER」ぐるなび - 「LOVER」(ラヴァー)(銀座/ステーキ
- 第二話 恵比寿「クンビラ」
- 第三話 中目黒「燻製apartment」
女くどき飯に出てくる料理は魅力的なヴィジュアルに加え、
「宝石箱や〜」でおなじみ彦摩呂を寄せ付けない、主人公 神林の
豊かな表現力により、めちゃくちゃそそられる。
毎回夜中に見ているとヨダレが出てきそうである。笑
私自身もこのくどき飯の店に女性と訪れてみたいと思う!w
主人公 神林の男(人間)観察力がハンパ無い
歩くぐるなびと呼ばれ、人間観察と塗り絵が趣味という主人公の神林だが
心の声のセリフ(つっこみ)が非常に的を射ているようで面白い。
ここでいくつか印象的だったセリフを紹介したい。
「『大変だよね』という言葉は女子の心を開く魔法の言葉である。『大変だね、大変でしょ、逆に大変じゃない!?』(中略)この3ワードを使いこなして欲しい、そして守ってやるの一言でとどめをさすのだ。」
これは第一話での終盤のセリフ。
大手広告代理店マンとの女くどき飯を終え、連載記事を書いている神林が、
男子諸君に向けて言う(書く)セリフである。
代理店マンに神林自らがすっかり口説かれてしまったセリフである。
このセリフは私自身も良く使うw
相槌のように使ってもよいワードではないか。笑
逆に女性から言われても、嬉しいワードかもしれない!
「お母さんに対する態度って未来の妻に対する態度だし…」
これは、第二話で見た目も中身も大味で熱い男の起業家の卵と食事中に、
神林の目の前にも関わらず、母親と電話をしだした時のセリフである。
最初は怪訝な顔をする神林だったが、母親に対する優しさを見て発する心の声だ。
これはちょっと衝撃である!
母親に対する態度と妻(私の場合は将来の可愛い嫁ちゃん!?)に対する
態度と同じなのだろうか?と独身の私は思うが、最終的には
似たような感情、愛情、態度になるのだろうか。
ぜひ皆様のご意見も聞いてみたい。
「クツ脱ぐのって単純に面倒だし、ヒール含めてトータルコーディネートだし…座敷席って距離が近い分初対面の人とは抵抗あるし…。」
これは第二話で、途中でテーブル席から、あえて素敵な座敷席に男が変えた際に
神林が発する心のセリフである。
私も何となくわかっていた感じではいたが、言葉にしてもらって納得した。
その他に、足臭いなどの理由もあるのではないか!?笑
「始めから素敵な座敷席に案内したかったが、最初からだと嫌がるだろうし
座敷席はお酒を飲んでリラックスしてからが良いと思った」と言う起業家の卵。
食事の途中に席を変えるなんて発想は考えたこともなかった。
なかなかデキる男だ、と感心。笑
これは本当に勉強になった。
(そんなことが出来る店はほとんど無いと思うが…)
「イケメンが減点方式なのに対し、非イケメンは基本加点方式」
これは第二話での終盤でのセリフ。
起業家の卵(=非イケメン)に最終的に口説かれてしまった神林が、
男子諸君に対して言うアドバイスである。
非イケメンでも家族思いな一面や子供好きの一面を垣間見せるだけで、
いきなり未来の夫候補に昇格する、というのである。
小娘たちはどうかしらんが大人女子が求めるのはタダのイケメンでは無く、
自分とその子供を大切にしてくれる家族思いな優しい男なのだ、と。
結局は優しいイケメンが良いのだろう、と思いつつ
上の減点方式、加点方式のセリフは非常に腹落ちした!
「昔不良だった人が更生する」だとか「白いハンカチの汚れは目立つ」
という例えも聞いたことはあるが、点数のそれは素晴らしく分かりやすい表現だ。
「男子諸君、格好よく思われたいなんて考えは今すぐ窓から投げ捨てよ。女子は自分のためにとことん格好悪くなってくれる男を格好いいと思うものなのだから。」
これは第三話での終盤のセリフ。
年下の男に最終的に口説かれてしまった神林が放つセリフ。
男だと誰しも格好よく思われたいものだと思うが、
自分をさらけ出して、相手の女性のために格好悪いとこを見せる…
そんなことができる相手が見つかれば、結婚も近くなるのだろうか◎
まだまだ、私は見せられないと思う。。
本日の口説き文句
最後にテロップとともに神林が口説かれた、口説き文句が紹介される。
こちらも第三話までだが、一応紹介したい。
第一話 俺が守ってやんなきゃって思う。
第二話 優しくさせてください。
第三話 俺のカッコ悪いとこ、沢山見れくれますか?
自分自信は普段どんなセリフで口説くのだろうか。笑
意識したことも無かったが、こんな素敵!?なセリフを放った記憶はない。。。
事前に考えてたセリフもどうかと思うし、
気持ちがこもっていることが一番だろう。
何よりも本気が大事。
女性ってデート中こんなにも観察・判断しているものなのか…
このドラマの神林を見て、女性はデート中にこんなにも男性のことを観察したり、
判断したりしているものなのか、と驚愕した。笑
男性も女性の人となりを観察したり、気持ちを探ったりするが、
神林みたいな女性が相手だと自分の薄っぺらさが露呈しそうだ。。。笑
なんにせよ、美味そうで口説けそうな料理や、
鋭いセリフを放つのに、くどき飯中にちょいちょい妄想に浸ってしまう神林や
毎回異なる個性あふれる応募者の男性等、
コメディタッチで面白いドラマだと思う。
峰なゆかさんのブログも見てみたが(原作は漫画である!)
独特なタッチで鋭い視点の原作ももちろん面白かった♪
さて、今夜はこれから第4話ですね。
楽しみです〜♪